アーカスプロジェクト2010 いばらき アーティスト・イン・レジデンス・プログラム 募集要項
I. はじめに
茨城県が主催するアーカスプロジェクトは、新進のアーティストを支援することを目的とし、1995年よりアーティスト・イン・レジデンス・プログラムを開始しました。過去15年間に24カ国・地域から74名のアーティストを招聘し、参加アーティストは滞在期間中にそれぞれのプロジェクトやリサーチ活動を積極的に展開してきました。ここから世界のアートシーンの第一線で活躍するようになったアーティストたちが何人も存在します。
これらの流れをふまえ、2010年度より本プログラムでは、よりプロセスに重きをおいた内容を展開していきます。最終的な展覧会というフォーマットを目的とするのではなく、その場所でしか成立しない調査やプロジェクトを時間をかけて遂行し、それを地域住民と共有したり共同作業できるような広がりのあるプロジェクトを募集します。また、地域における国際的な交流を促進するために、参加できるのは日本以外の国籍を有するものとし、一カ国から複数名のアーティストは選出されることはありません。
II. 応募資格
応募者は以下の条件に適合すること。
- 現代美術およびそれに近いジャンルで活動する新進アーティストであること
- 日本以外の国籍を有すること
- 日本への入国許可が得られること
- 健康状態が良好で、他人の手助けなしに日常生活ができること
- 他のアーティスト、スタッフと交流するのに十分な英語力を有していること
- プログラム期間中、高校・大学・大学院・専門学校などの教育機関に在籍していないこと
III. プログラム期間
2010年9月中旬〜12月末まで
IV プログラム概要
アーティストはレジデンス期間中に以下のサポートを受けることができます。
- スタジオ
- 元小学校の1教室(W:9m×D:7.5m×H:3.3m 面積67.5m2)
- スタジオにはエアコンおよびインターネット回線あり
- 事務局オフィス内共用備品としてファックス、電話(日本国内のみ)
※なおアーカス・スタジオには基本的な工具類(丸のこ、ドリル、金槌、ドライバーetc)はありますが、大型の工作機械、映像編集設備などはありません。制作に必要な特殊な工具、編集ソフト、コンピューターなどは各自持参してください。
- 居住アパートの提供
スタジオ近隣に最低限の家具・電化製品を備えたアパート(ワンルーム)を提供
- 交通費
海外居住者は居住地の最寄りの国際空港から成田空港までの往復航空費を提供する。日本国内居住者の場合、最寄りの駅/空港からアーカス・スタジオまでの公共交通機関による往復交通費を提供する。
- 助成金
生活費(食費・交通費など)として月額10万円(税込)、制作活動費(素材購入費、リサーチ費用など)として月額10万円(税込)を月に1回支給。滞在日数がカレンダー上の満日数よりも少ない月は、実行委員会の判断により、助成金を日割り計算し、実際の滞在日に応じて支給。
- 保険
海外アーティストには海外旅行損害保険(死亡時3千万円、医療行為200万円上限)に,アーカス費用において加入する。既往症、慢性病、歯科診療は対象外となる。
- 制作サポート体制
ディレクターとコーディネーターがプログラム運営にあたる。この2名は、招聘アーティストが行う他のアーティスト、専門家、技術者、通訳者、インフォーマントなどとの連絡・連携にあたり,必要最小限のサポートを行う。