2020年03月21日(土)

アーカイブ・ガイド/資料情報の公開


アーカスプロジェクトの活動資料1994-2011
 


1. はじめに
アーカスプロジェクトでは、2020年度よりアーカイブ資料の閲覧ガイドライン*を公開し、アーカイブの運用を開始します。アーカイブには、活動する過程で作成した記録を整理・保存・活用し、未来に伝えていく役割があります。閲覧ガイドラインをご参照の上、ぜひアーカスプロジェクトの25年を超える活動が詰まったアーカイブ資料をご活用ください。


保管の経緯と公開・活用の目的
アーカスプロジェクトと特定非営利活動法人アート&ソサイエティ研究センターは、2015年2月から資料の調査・アーカイブ化(目録化)に着手し、資料整備を行ないました。対象となる資料は、アーカススタジオ(茨城県守谷市)で1994年より保管されてきたアーカスプロジェクトの活動に関わる資料群**です。特に、活動拠点であるアーカススタジオで作成・収受した、アーティスト・イン・レジデンス活動や滞在アーティストに関連する資料を中心として選別してきました。
キャリアの初期段階で参加したアーティストたちの多くは、後に世界各国の美術館での展覧会や、ビエンナーレ、トリエンナーレなどの国際展に参加し、活躍しています。
当アーカイブ資料は、滞在アーティストの初期キャリアを知りうる一次資料が残されてきており、関係者や研究者に対し有益な知識や情報を提供します。
当アーカイブ化の取組みは、資料群を散逸させず、良好なコンディションで保存していくことで、アーカスプロジェクトの蓄積や実績の伝達と継承を実現するとともに、多くの市民・研究者・アーティストが当アーカイブ資料を活用できる機会を創出することを目指しています。


2. アーカイブ・ガイドとは
アーカイブ・ガイドは、アーカスプロジェクトの活動資料を閲覧希望する利用者の皆様へ向けた情報です。滞在アーティスト情報や活動資料を事前申し込みにより閲覧することができます。詳しくは、
4. 利用の仕方 を参照ください。


アーカイブ・ガイド
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3. 階層図イメージと運営組織

階層図イメージ
アーカイブ・ガイドの 3.3.4「編成方法」および 3.4.1「利用条件」等を図示したものです。

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運営組織

アーカスプロジェクトの組織体制は、茨城県庁内で協議された構想段階・プレ事業、次に外部委託事業を経て実行委員会に移るといった変遷がありました。運営母体に変遷があるものの、アーティスト・イン・レジデンス事業と地域住民に向けた地域プログラム事業の二本柱を主軸とする活動形態は一貫して継続されています。

1)1992〜1994年|構想段階からプレ事業の実施まで
2)1995〜2000年|パイロット期。ワコールアートセンターに委託
3)2000〜2002年|ワコールから実行委員会に引き継ぎ、辛美沙氏ディレクター期
4)2003〜2006年|帆足亜紀氏ディレクター期
5)2007〜2009年|遠藤水城氏ディレクター期
6)2010〜2011年|小田井真美氏ディレクター期

7)2012〜2018年|コーディネーター体制、ゲストキュレーター制度でのAIR実施
[コーディネーター:]
杉山豪介(2009-12/ 2012年度チーフコーディネーター),
朝重龍太(2012-17/ 2013-17年度チーフコーディネーター),
石井瑞穂(2012-21/ 2019-21年度プロジェクトマネージャー),
藤本裕美子(2013- ),
外山有茉(2017-21)

[年度別ゲストキュレーター]
2012|チェ・キョンファ(崔 敬華) [東京都現代美術館 学芸員(2013- ) / profile]
2013|堀内奈穂子 [Arts Initiative Tokyo | AIT キュレーター/ profile ]
2014|西川美穂子 [東京都現代美術館 学芸員 / profile]
2015|飯田志保子 [インディペンデント・キュレーター / profile]
2016|服部浩之 [インディペンデント・キュレーター / profile]
2017|近藤健一 [ 森美術館 キュレーター / profile]
2018|金澤韻 [インディペンデント・キュレーター, 十和田市現代美術館 学芸統括 /profile]

8)2019年〜  |ディレクター体制に再移行。

当アーカイブは、初期構想段階からディレクター制度の元で実施された 1)- 6)までの期間に作成、発生した資料を調査・整理し、体系化したものです。
「アーカスプロジェクト実行委員会」は、茨城県、守谷市公益財団法人茨城県国際交流協会を主体として構成され、事務局は茨城県政策企画部 地域振興課内(2021年時点)に設置されています。アーカスプロジェクトの企画運営は、アーカススタジオに在勤するディレクター、プロジェクトマネージャー、およびコーディネーターによって実施されています。


4. 利用の仕方(利用者のための情報、申請手順)

閲覧をご希望の方は、以下より利用及び申請に必要なファイルをダウンロードしてください。

申請及び利用手順
公開用資料リストPDF
閲覧申請書WORD/ PDF

他の検索手段
アーカスプロジェクトが発行するカタログ・記録集の一部は茨城県内の図書館、国会図書館、美術館・アート施設の図書館で閲覧可能です。次の施設にはアーカスプロジェクトからカタログ・記録集などを寄贈しており、検索・閲覧ができます。

-守谷中央図書館(守谷市)
-茨城県立歴史館(水戸市)
-アーツ千代田3331 ROOM302アーカイブセンター(千代田区)


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注釈:

*閲覧ガイドライン:
閲覧ガイドラインとは、アーカイブ資料の保存活用の方針についてまとめ、運用方法を示した、閲覧利用者へ向けた利用案内(Finding Aids =探索補助手段)を指します。

**資料群:
アーカスプロジェクトの資料群は、アーカイブズの種類では「組織アーカイブズ」に属します。

[アーカイブズの種類は大きく2つに分けられ、組織アーカイブズ (Institutional archives)は、自らの組織が作成/収受した資料を保存すること。もうひとつは、収集アーカイブズ(Collecting archives:個人、家族、団体など広く資料を収集すること)があります。]
(松崎裕子「序章 世界のビジネスアーカイブズ:多様な価値を持つ、経営・業務に貢献するツール」、公益財団法人 渋沢栄一記念財団 実業史研究情報センター 編『世界のビジネス・アーカイブズ:企業価値の源泉』日外アソシエーツ、2012年、pp.1-13)

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参考資料
《アーカイブができるまで》

-『茨城県守谷市に芸術分野の資料書物が揃う図書サロンをオープン!』 2016.9.9
-アーカスアーカイブプロジェクト資料閲覧棚完成・公開中。
-アーカスプロジェクト クラウドファンディング達成 - 棚完成のご報告 2017.4.1
-アーカス・アーカイブ・プロジェクトの活動紹介(P+ARCHIVE/アーツカウンシル東京)/2021.6.14


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