mamoru / mamoru

1977年大阪生まれ。活動拠点は東京、伊豆など。2016年ハーグ王立芸術アカデミー/王立音楽院にてマスター・アーティステック・リサーチ修士課程を修了。平成27年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員。最近の活動に「あり得た(る)かもしれないその歴史を聴き取ろうとし続けるある種の長い旅路、特に日本人やオランダ人その他もろもろに関して」(Yuka Tsuruno Gallery, 東京, 2016)、「他人の時間」(東京都現代美術館, クイーンズランド州立美術館, 2015−2016)、「THE WAY I HEAR/想像のための幾つかのスコア」(国立国際美術館, 大阪, 2015)、「MEDIA ART/KITCHEN, SENSORIUM」(アヤラ美術館, マニラ, 2013)など。
近年は「あり得た(る)かもしれない」歴史と現在との接ぎ木をテーマに、レクチャー・パフォーマンス、映像、テキスト、サウンドなどの作品を制作し、歴史の複数性を扱う事を試みている。他に資料、インタビュー、フィールドレコーディングなどから過去、現在、未来/架空の「音風景」を書きおこした「THE WAY I HEAR」、身近な物や行為から生まれる微かな音をとりあげた「日常のための練習曲」など。「聴くこと」から知りうる世界を拡張し続ける。

<推薦理由>
mamoruは、「聴くこと」から、ある具体的な空間や時間にアプローチする映像やレクチャー・パフォーマンスを発表してきた。近年は、歴史的な出来事や人物などについてのリサーチを重ね、実際には見て知ることができないそれらを、抽象的かつ詩的なテキストや身体的な動きも取り入れて想起させる試みも行っている。観る者はそれらの断片からイメージや物語を得るのだが、そのようなmamoruの作品はまた、「知る」とは何かを問いかけるものでもある。
ここ数年、17世紀に出版された書籍のリサーチから、オランダ、インドネシア、日本のつながりを模索してきたmamoruが、今回の台湾での滞在でこれをどう発展させるのか、期待したい。

チェ・キョンファ(崔敬華)
推薦員/東京都現代美術館 学芸員

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エクスチェンジプログラム2017

磯村 暖〈日本〉

派遣アーティスト2017

mamoru〈日本〉

派遣アーティスト2017

ホゥ・ユークァン〈台湾〉

招聘キュレーター2017