ガン・シオン・キン / Gan Siong King

  • 招聘年2016年度レジデント・アーティスト
  • 出身1975年マレーシア生まれ
  • 国籍マレーシア

1975年マレーシア、ジョホール生まれ、クアラルンプール在住。1996年マレーシア芸術学院油画専攻修了。主な展覧会に「The Horror The Horror」(Art Printing Works Warehouse,クアラルンプール,マレーシア,2016)、「Looking Ahead」(フェルガナアートスペース,ペナン,マレーシア,2015)、「The Pleasures of Odds and Ends」(FEEKA,クアラルンプール,マレーシア,2014)、「Contemporary Rhetorics 」(ヴァレンタイン・ウィリー・ファインアーツ,クアラルンプール,マレーシア,2010)がある。
マレーシアを中心に作品制作と発表を続ける。作品において「遊び」の感覚を大切にし、笑いやユーモア、喜びを探求する。しかし、その作品は感覚的というより、むしろコンセプチュアルで絵画の根源的構造などを探求するものだ。近作では、展覧会制作そのものをひとつの作品と定義し、ひとりの人物をモデルにした12枚の同じポートレイトを描き、各絵に異なったタイトルを添えることで、人のアイデンティティと文脈の関係やその不確実さを思考するセルフキュレーションによるプロジェクトを実施した。

<審査員のコメント>
41歳で既に中堅の域に達し、マレーシアでは着実にキャリアを積んでいる作家だ。しかし、これまで海外での制作や発表経験があまりなかったため、今回のレジデンスで、なにか新しい発見や変化のチャンスを掴むだろうと考えた。作品は複雑な構造を備えたとてもよく練られたもので、完成度・質ともに非常に高く、作品自体に魅力があった。また、芸術の本質的意義を探求する実直な姿勢や、アーカスのレジデンスにかける強い熱意もよく伝わってきた。

服部浩之

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2016

エルネスト・バウティスタ〈エルサルバドル〉

ガン・シオン・キン〈マレーシア〉

イェン・ノー〈韓国〉