セイット・バタル・クルト / Seyit Battal Kurt

  • 招聘年2014年度レジデント・アーティスト
  • 出身1978年トルコ生まれ
  • 国籍オランダ/オランダ在住
  • ウェブサイトhttp://vimeo.com/seyitbattalkurt
滞在制作にあたって

守谷市周辺の自然環境の様々な側面について音とビデオで撮影します。また、農業に従事する年配の方々に、守谷での農業、歴史、暮らしについてのインタビューも行うつもりです。最終的には、この収集した音や映像を自然物や地域的なもの、神話的なものと組み合わせビデオインスタレーションを制作したいと思います。

1978年トルコ・アール生まれ、オランダ・ドルトレヒト在住。2005年ロイヤル・アカデミー・オブ・アート,デン・ハーグ彫刻科卒業。2010年サンドバーグ・インスティテュート(アムステルダム)修了。
Now&After’14 インターナショナル・ビデオアート・フェスティバル(モスクワ, 2014)、第2回マルディン・ビエンナーレ(トルコ, 2012)、上海国際博覧会(上海, 2010)、第53回ヴェネツィア・ビエンナーレ(イタリア, 2009)等への参加、キョンギ・クリエーション・センター(韓国, 2012)でのレジデンス等、国際的な活動を展開している。トークやレクチャー等も多数行う。

グローバル社会における人々の移動とそのアイデンティティの問題、人と自然の関係や食文化をテーマに、映像を用いた作品を制作している。かつての遊牧生活が失われ徐々に人々が去っていく生まれ故郷のトルコの村を取材した映像や韓国の食文化を描いた映像インスタレーションなどがある。

<審査員のコメント>
作家の生まれ故郷であるクルド人の村を取材した映像では、母親がパンをつくる様子や家畜の出産に人々が立ちあう姿が淡々と映される。村に生まれながら、出稼ぎに出た父を追って少年時代にオランダにわたった作家は、内なる者であると同時に他者でもある。温かくも静かで鋭いまなざしが感じられる映像に大変魅力を感じた。産業形態の変化と流通の肥大化が全世界の食文化に影響を与える現在、均一化されつつある日本の食文化を彼がどのように見つめるのか楽しみである。

西川美穂子

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2014

セイット・バタル・クルト〈オランダ〉

フロレンシア・ロドリゲス・ヒレス〈アルゼンチン〉

コンスタンティノス・タリオティス〈キプロス〉