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滞在制作にあたって
私達は、10年間共同作業を行いながら、一人のアーティストとしての機能を持たせています。
一個人としての私達は、屋外や公共のスペースでの建築とアートのデザイン分野で活動しています。 私達の作品は、地球規模化にあって、場所と背景、特別なアートとその再解釈に焦点をあてながら、過去の経験を一つにまとめあげています。
デヴィッドは、 公共という領域でのアイデンティティとアートを探求しています。彼の作品はしばしば参加を促し進行していく中で、パブリック・アートの制作、反応、そして流通において、公共がいかにあるかという関心に基づき調査を行っています。
ケルダは、 住宅、公的分野と都市再生のプロジェクトに従事しながら、景観設計、建築家として数年に渡る経験があります。これらの活動は、その場所の特別なコンセプトや効果を押し進めるために、コミュニティーや、他のアーティストと共同作業が前提です。こういったキャリアと同時進行で、彼女は、アーティストとしてディヴィットと一緒に仕事をしています。
現代の経済社会でのコミュニケーションの動向と形態、消費と高級化という流れにあって、益々さらに地球規模化、消費主義化する社会におけるアートの役割についての調査研究が私達の共同制作の作品です。
現代の生活が、固定されることのない流動のネットワークで構成されているように、場所との物理的な関わりを失いつつある世界で、場所と、そこにアイデンティティを求めようとする社会との関係の極めて厳密な原型を私達は批判的な視点にたって調査しています。
「移住と退去」であるレジデンスは、広く地球規模の、そして狭い地域の絆を取り巻く状況と、場の特異性における移動性を提供する理想的な環境です。
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<審査員のコメント>
このユニットのプロジェクトは、政治に対する 明確な問題意識と、社会形態と社会的表現の斬新な使用を組み合わせたものでした。アクティビストの観点から見ると彼らは政治的ではありません。一方、彼らは拡張する物事の世界規模化の背景において 社会的、経済的な権力のかなり特別な瞬間の記述に関心があることは作品から伺い知れます。
時にこれは、彼ら自身の影響力がとても複雑な一連の作品におよび、その影響力を吟味することを含みます。
彼らの過去のプロジェクトからわかるのは、レジデンス・プログラムの可能性を世間に対し大いに証明することになるだろうし、アーカスプロジェクトの滞在機会が、彼らにとっても非常に有益であると信じています。
テッド・パーヴス
彼らの作品が、興味と質において非常に変化に富んでいると見受けられます、
彼らのアイデアが、仕事場と家の間を日々、高速列車で往復するという事実に極めて適応し、ゆえに守谷在住で東京へ通勤している人々の興味関心をひくことになるでしょう。
ナターシャ・ペトルシン
「移住と退去」への言及が、彼らのユニークな個性であるといえるでしょう。
フー・ファン