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滞在制作にあたって
この秋、日本に訪れ守谷市に滞在することをとても楽しみにしています。 |
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ジョシュア・ソファーは人々と共同作業を行ない、誰もが参加できるようなプロジェクトを数多く手掛けてきました。例えばサンフランシスコ近代美術館とテイト・モダンで開催された「Scavengers」シリーズでは、一般参加者が各チームに分かれ、一日をかけて美術館の周りの面白いゴミや情報を集める競争を行ないます。最も面白いモノを集めたチームには賞金が与えられ、そのモノがそのまま美術館に展示されます。このプロジェクトによってソファーは、日常生活とパフォーマンス、そして展示行為の境界を問題化しているのです。
今回の滞在においても近隣住民の協力と参加を求めるプロジェクトを行なう予定です。テーマは「ゴミとリサイクル」。守谷周辺のゴミの収集方法やリサイクル施設を調査し、それをもとに住民とともに作品を制作します。
<審査員のコメント>
「アートと生活の境界を不鮮明にすることで見えてくる、マテリアル・カルチャーと日常的な儀式の関係性の持続に関する彼の興味は、不要物とリサイクル資源に関するリサーチを提案していることからもわかるように、私たち自身が関心を持っている今日的な問題です。日本はマテリアル・カルチャーの中で様々なものを産み出していることで良く知られています。そこでの彼のプロジェクトはリサイクル問題に関する観客の問題意識を創出するものになるでしょう。このプロジェクトが強調してくれるのは、アート・プロジェクトが、アート・ワールドから離れてリアル・ワールドに到達するような、さらなる別のレベルに至ることができるということです。システムと人を結びつけながら、「屑拾い」や「狩り」、「競争」という概念と戯れながら、この戦略はアーティストと観客が共にプロセスから学ぶことを手助けしてくれるのです。」
グリッティヤ・ガーウィンウォン