2013年度の地域プログラム
- ヒビノホスピタル
日比野美術研究室付属病院放送部
年2回/第63回、第64回
1996年よりいろいろな試みで行われてきた、日比野克彦とその研究室(東京藝術大学)によるプロジェクト『TEST』シリーズ第7弾として、1999年よりスタート。
「HIBINO HOSPITAL(日比野美術研究室付属病院放送部)」というプログラム名は、もともとインターネット上にホームページを開設し「アートによる診療」を施しながら、参加者を対象にオフラインパーティーでワークショップを行い、アーティストとともに作品を制作・展示するという内容に由来します。現在はオフラインパーティーのみの活動となり、システムを一部変更しながら日比野克彦発案による誰でも参加できる多彩なワークショップを継続的に実施しています。
現在もアーカスプロジェクトの地域プログラムの一環として、アーカススタジオを中心に、県内各地で展開中。vol.63 20周年シンポジウム vol.64「中から見える、外から見える」
- アーティスト・イン・スクール約3週間、小学校の余裕教室をアーティストのアトリエとして使用し、アーティストが学校滞在期間中に休み時間・放課後などを利用して子どもたちや先生・地域にお住まいの方々との交流の中で作品制作に取り組みます。通常の授業プログラムとは異なる形での活動を行うことで、子どもたちの自主性と柔軟な思考力を高めることを目的としています。今年度は松ケ丘小にて中島佑太の「今日の看板公園」を実施。
- いちねんせいのさくひんてん
アーティストが小学校に出張し、図工の授業時間枠を利用して小学1年生との恊働のもと作品制作(芸術活動)を行います。
制作した作品は、実施した学校合同にて1カ所で展示を行い、外部へとむけて発表することで小学1年生と社会との接点を育む機会を創出します。
参加校:黒内小・大野小・松前台小
- 児童館ワークショップシリーズ
アーカスプロジェクトが、アーティストと守谷市内の児童センターに出張するワークショッププログラム。今年は油絵に挑戦!「脱・こども!実践油絵研究所」キ・ターレ,ミ・ナーデ
- オープンラジオ
微弱電波を利用し、自主企画番組を目に見える距離の中で発信しながら、視聴者とその場でのコミュニケーションを図るプログラム。数台の受信用のラジオと発信機器があればどこでも実施可能で、市内のイベントに出展して実施することもあります。サポーターの自主企画によるトーク、読み聞かせ、演奏と同時にアーカスプロジェクトのコーディネーターの提案による関連企画を実施しています。お祭り騒ぎにのっかるラジオ, X'mas ファンタジー
- ショウケース
ギャラリー空間ではない場所において、ひとつの作品のみを展示するプログラム。日常の中で作品とゆるやかに、じっくり対峙する鑑賞体験を通して、アーティストやアーカスサポーター、地域住民の交流が生まれる仕組みを提案します。
本田尚子, 半田彩笑, 冨井大裕, 石塚つばさ, 坂裕子, 小中大地, 八幡夏葵, 杉浦大和, 荒井弘勝, 清野仁美
- テーブルミーティング
アートに限らず、様々なジャンルをテーマにテーブルを囲んで皆で交流しながら知識見識を深めるプログラム。ひとつのテーブルと2人以上の人が集まればどこでも開催可能。参加者は誰でも発言・意見交換可能で、出入りも自由なオープンディスカッションを不定期に実施します。vol.1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8
- もりや学びの里バランス部!!
もりや学びの里にあるアーカススタジオを訪れる方の中には、魅力的な文化教室やサークルで活動している方々がたくさんいます。ここに集まるサークルさんとコラボレーションで、頭も心もリフレッシュできる活動体験プログラム。青空の下でトランポリンや気功、そして館内でフラ体験やお茶席を実施しました。