2012年度の地域プログラム
- ヒビノホスピタル
日比野美術研究室付属病院放送部
年2回/第61回、第62回
1996年よりいろいろな試みで行われてきた、日比野克彦とその研究室(東京藝術大学)によるプロジェクト『TEST』シリーズ第7弾として、1999年よりスタート。
「HIBINO HOSPITAL(日比野美術研究室付属病院放送部)」というプログラム名は、もともとインターネット上にホームページを開設し「アートによる診療」を施しながら、参加者を対象にオフラインパーティーでワークショップを行い、アーティストとともに作品を制作・展示するという内容に由来します。現在はオフラインパーティーのみの活動となり、システムを一部変更しながら日比野克彦発案による誰でも参加できる多彩なワークショップを継続的に実施しています。
現在もアーカスプロジェクトの地域プログラムの一環として、アーカススタジオを中心に、県内各地で展開中。vol.61「きのうとあした」, vol.62「ARCUS看板」
- アーティスト・イン・スクール約3週間、小学校の余裕教室をアーティストのアトリエとして使用し、アーティストが学校滞在期間中に休み時間・放課後などを利用して子どもたちや先生・地域にお住まいの方々との交流の中で作品制作に取り組みます。通常の授業プログラムとは異なる形での活動を行うことで、子どもたちの自主性と柔軟な思考力を高めることを目的としています。今年度は郷州小学校にて磯崎道佳による「笑う机」が実施されました。
- ロッカールーム
ロッカールームは、人材育成と地域交流を目的にボランティアサポーター(=かたつむりさん)が主体的な活動の発信を試みる常設スペースとして、2009年度3月よりアーカスプロジェクトが運営しています。ここでは、ロッカールームプロジェクト通年利用プログラムとして、サポーターの自主企画の実現を応援しています。
- まなFES/もりや学びの里フェスティバル
ロッカールームから生涯学習センター「もりや学びの里」施設全体へと活動の舞台を広げ、特別期間に展開するフェスティバル型プログラムとして2010年度から実施しています。活動拠点を共にする「サポーター」、「アーティスト」、「市民サークル」。それぞれに共通の要素である「主体的・自発的活動意欲」を創造のエネルギーとして互いが認め合い、発揮し合う機会を創出しています。まなFESを通して、地域交流と人材の育成を図り、個人が自発的に地域へと関係するきっかけになることを目指しています。まなFES 2012 秋
- モリヤイーストキャスト
守谷駅東口より徒歩1分。アワーズもりや1Fで、アーカスプロジェクトが期間を限定して企画・運営する文化芸術拠点です。毎回2組の市民団体等が出展する10日間前後の展覧会を実施します。
- 児童館ワークショップシリーズ
アーカスプロジェクトが、アーティストと守谷市内の児童センターに出張するワークショッププログラム。今年度は「冬の過ごし方」をテーマに取り組みました。スノードームをつくろう!(キ・ターレ), 氷であそぼう!ミ・ナーデ
- おやこで楽しむアート
守谷市内の小学生未満の未就学児とその親御さんのために、アーカスと稲垣立男がタッグを組んで展開する人気のワークショップシリーズ。
- オープンラジオ
微弱電波を利用し、自主企画番組を目に見える距離の中で発信しながら、視聴者とその場でのコミュニケーションを図るプログラム。数台の受信用のラジオと発信機器があればどこでも実施可能で、市内のイベントに出展して実施することもあります。サポーターの自主企画によるトーク、読み聞かせ、演奏と同時にアーカスプロジェクトのコーディネーターの提案による関連企画を実施しています。
Vol.2,
Vol.3,
Vol.4,
Vol.5