2018年10月23日(火)17:00-20:00

AIR Bridge–ARCUS Project × 東京藝術大学 Global Art Crossing × TAKASU HOUSE–

「アーティストが移動すること-アーティスト・イン・レジデンスという仕組み-」

アーカスプロジェクトと東京藝術大学 Global Art Crossing[中東]は、茨城県南を拠点とする3つのアート事業がそれぞれの活動概要と、滞在アーティストを紹介するトークイベントを共同で開催します。

 リサーチベースで制作を進めるアーカスプロジェクト招聘アーティストのエリカ・セルジ、ガラスという素材に向き合う東京藝術大学 Global Art Crossingプロジェクト招聘ゲストアーティスト スティーブン・チェスキー、TAKASU HOUSE(高須ハウス)で「半農半芸」に取り組みながら制作する秋良美有。3名の世代は近いけれども異なる視点で活動するアーティストたちに共通しているのは、拠点を離れて制作をしているということ。新しい土地や文化との出会いが制作に与える影響や、拠点を変えて移動し制作する意義とは?
 国際的に活躍するアーティストを育成するアーカスプロジェクト、国際交流を通して芸術教育を行う東京藝術大学 Global Art Crossing、風土を耕し芸術を実践するTAKASU HOUSEのそれぞれの個性を持った事業の性質と、現在進行形のアーティストの活動に触れる機会となります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
17:00 - 19:10 トーク
19:10 - 20:00 交流会
*日英逐次通訳あり
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


【東京藝術大学 Global Art Crossing [中東]とは】
文部科学省「大学の世界展開力強化事業」として平成27年度に開始された東京藝術大学の国際交流プロジェクト。トルコのミマールシナン大学、アナドール大学、イスラエルのべツァルエル美術デザインアカデミー3校との交流を対象とする。


【TAKASU HOUSEとは】
取手アートプロジェクトの《半農半芸》の活動拠点として2013年春にオープン。茨城県取手市高須地域・小貝川のすぐそばの元農協事務所の建物をセルフリノベートし、スタジオ・ラボ・ギャラリー・オフィス・多目的スペースを備える。アーティストやデザイナー、建築家、研究者などのクリエイターが、大地や風土と向き合いながら地域の方々と協同し、これからの「生きるコト」「住まうコト」を考える場をつくろうとしている。

【AIR Bridgeとは】
25年目を迎えるアーカスプロジェクトの経験と歴史を元に、様々なアーティスト・イン・レジデンス(AIR)運営団体、またはこれから運営を始めようとしている団体と協働することで、ノウハウを共有し、これからの互いの事業運営の発展に生かすことを目的とするアーカスプロジェクトの平成30年度の新規事業。

%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202018-10-16%2017.42.47.png

1. スティーブン・チェスキー / Steven Ciezki Speaker Towers (2018)
2. 秋良美有 / Miyu Akira 《上を向いているのか 下を向いているのか》/ Are they looking up or down? (2017)
3. エリカ・セルジ / Erika Ceruzzi d?Alias (2016)

【登壇者】
スティーブン・チェスキー Steven Ciezki
Headshot.JPG

アーティスト

1988年イリノイ州ハーベイ出身。7歳の頃から絵画を描きはじめ、イリノイ州立大学にて絵画、写真、吹きガラスを経験したことで自身の創作視野を広げる。2012年イリノイ州立大学のガラス部門を卒業後は、プロのガラスアーティストとしてはもちろん、時には“学生”や“指導者”というかたちで世界各地にて制作活動を行う。また、アリゾナでの講師の経験は吹きガラス技術の書籍化プロジェクトへとつながり、2017年に『Life on the Rails』を出版した。



秋良 美有 Miyu Akira
pr.jpg

芸術家/東京藝術大学大学院美術研究科修士課程 先端芸術表現専攻

1994年愛知県名古屋市生まれ。ロンドン芸術大学への交換留学を機に物質第一主義ではなく、現代社会が抱える問題や個人と他者との関係性をテーマに、芸術表現がこの社会に与える本質を探求している。2017年TAKASU HOUSEのアーティスト・イン・レジデンスプログラム「%(パーセント)プログラム」に参加。現在はTAKASU HOUSEの管理人も務める。



エリカ・セルジ Erika Ceruzzi
006.jpg

photo: Tyler Jones

[アーカスプロジェクト レジデントアーティスト2018]

アーティスト

1990年、アメリカ合衆国、メリーランド州生まれ。ニューヨーク在住。クーパーユニオン(ニューヨーク)でアートを学ぶ。産業製品用に加工された素材に手を加え、物質本来の用途や機能を撹乱するような彫刻を制作している。アルミパイプ、コード、ファブリック、紙など工業的な素材と手工芸的な素材を組み合わせて彫刻やインスタレーションを制作。近年は刺繍を用いた表現も試みる。彫刻を中心にしてはいるが、空間を読みこんだインスタレーションを得意とし、また作品の一部を来場者が切り取って腕に巻くことのできるような表現も試みるなど、その実践は拡大傾向にある。これまで主にアメリカで活動し発表してきた。



藤原 信幸 Nobuyuki Fujiwara
Trim_kao.jpg

アーティスト/東京藝術大学美術学部副学部長・美術学部 工芸科および大学院美術研究科グローバルーアートプラクティス専攻 教授

1958年大阪府生まれ。1984年東京藝術大学大学院鍛金専攻修了。その後シアトルのピルチャックスクールに参加しガラス造形を学ぶ。帰国後は岩田工芸硝子株式会社勤務を(1985年から2001年)経て独立し、現在は東京藝術大学で教鞭を執るほか日本ガラス工芸協会理事長を務める。



岩間 賢 Satoshi Iwama
iwama_photo_002.jpg

美術家/愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻 准教授/取手アートプロジェクト《半農半芸》およびTAKASU HOUSE統括ディレクター

1974年生まれ。美術家。東京藝術大学美術学部後期博士課程修了後(Ph.D)、文化庁芸術家在外研究員として5年間に渡り中国で創作活動を行う。東日本大震災をきっかけに中国から帰国し、場と人の対話を生み出す作品やプロジェクトを国内外で開始。
取手アートプロジェクトでは半農半芸、TAKASU HOUSE、藝大食堂の統括ディレクターであり、2018年からは東京藝術大学が取り組む経済産業省産学連携サービス経営人材育成事業ディレクターも務める。また、愛知県立芸術大学准教授として教育や研究活動にも携わっている。




外山 有茉 Aruma Toyama

[アーカスプロジェクト コーディネーター]