2016年11月11日(金)〜27日(日) 13:00 -19:00

イェン・ノー - “CAN WE TALK ABOUT MAVO?”

マヴォについて話さない?日本のダダ・ムーブメントのための、日本(現代)美術の位相の仮設プラットフォーム

今年度のレジデントアーティストのひとり、イェン・ノーのプロジェクトへ参加してみませんか?
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「マヴォについて話さない?日本のダダ・ムーブメントのための、日本(現代)美術の位相の仮設プラットフォーム」は、日本のアート界に見過ごされ、制度化されてこなかった1920 年代半ばに活躍した前衛美術グループ、マヴォの思想を再考するための試みです。

マヴォのパフォーマティビティーと一時性を調査し、現代の社会的、経済的な文脈の中に持ち込もうとしています。そうすることで、この実践を「主流に抗う」ことのみならず、切迫した責任への希求を主張する行為を意味する「現代」という言葉へと再解釈します。
意図的に「misunderstanding」(誤解)、「mistranslating」(誤訳)、「mistransferring」(誤写)を用いた「行動による実践」の批評的方法論における実験として、このマヴォについてのリサーチで、知識の創造に繋がるプラットフォームを形成し、プロセスを公開し、リサーチの「行動(アクション)」の側面を取り入れ、自らの歴史認識を実践します。

「ライブラリング(図書館づくり)」を通して、マヴォと「現代」ついて話す仮設のプラットフォームを立ち上げます。またその場で、さまざまな分野 ‒ マヴォや美術史に限らない-の有識者によるパネルディスカッションを行います。
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ぜひ、オープン・プロポーザルをお読みになり、ご参加希望の方はアーカススタジオへお申込み下さい。

///オープン・プロポーザル///
CAN WE TALK ABOUT MAVO?
こちらをご覧下さい。

またはオープン・プロポーザルをダウンロード


1. 書籍・本を送ってくれませんか。
このオープンプロポーザル、呼びかけに関係する、内容に則すると思う本(複数可)で、面白く他者とシェアしたいと思うものがあれば送ってください。送付いいただいた本は11月11日から27日まで「ライブラリ」にて読まれ、読み上げられ、コピーされ、その後11月末に返送致します。対象言語に制限はありません。送付前にまず、アーカススタジオに送付できる本の書籍情報をメールでご連絡下さい。【受付締切:11/23(祝水)】


2. ‘Librarying’に参加しませんか。
1日2回、各3時間にわたり4人の参加者が、読み、書き、リラックス、テキスト・コラージュ、資料作成、グループ・ディスカッションを通して「ライブラリ」を作ります。これはワークショップでも制作のサポートでもありません。これといった指示はなく、その場や状況に応じて、役割が決まります。イェン自身が日本語をあまり話せないということ以外制限はなく、希望があれば何度でも参加可能です。
【日時】11/11(金), 12(土), 13(日),
18(金), 19(土), 20(日)
第1回 11:00 - 14:00 / 第2回 15:00 - 18:00
(鑑賞者は13:00より入場可)

【申込方法】参加ご希望の日程をメールにてアーカススタジオへご連絡下さい。
【申込先】arcus@arcus-project.com
【募集人数】 各日・各時間定員4名 
▶1回は3時間。何度でも参加可。


3. パネルディスカッション
「CAN WE TALK ABOUT MAVO ?
 -マヴォについて話さない?」

【日時】11/26日(土)16:00 - 17:30
【会場】スタジオ3 (イェンのスタジオ)
【パネリスト】
 上崎 千、白川 昌生、外山恒一
【モデレーター】 アンドリュー・マークル


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【 レジデントアーティスト 2016 】
イェン・ノー [韓国]
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【 パネリスト 】
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上崎 千 | Sen Uesaki
[芸術学/アーカイブ理論 ]
1974年、神奈川県生まれ。「芸術の終焉」という、すでに陳腐化した(と看做されている)不安の蒸し返しに関心がある。ポストモダニズム期に標榜された芸術の非ミュージアム的な在り方、アーカイヴ的な在り方(表現が「作品」として結実することなく、言語と資料体との間の曖昧な層に留まること)について考察している。


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外山 恒一 | Koichi Toyama
九州ファシスト党〈我々団〉」総統。革命家。
1970年生まれ。福岡市在住。民主主義=衆愚政治の打倒を目指す自称「良いファシスト」。07年の東京都知事選に出馬して政見放送で選挙全否定の大演説をぶち一躍注目を浴びる。以後も大きな選挙のたびに、原発推進派候補の選挙カーをショパンの「葬送行進曲」を大音量で浴びせながら街宣車で追い回したり、逆に「こんな国もう滅ぼそう原発で」と称して勝手にネチネチ応援したり、あるいは“ニセ選挙カー”を仕立てて“ニセ選挙運動”を展開したり、真面目なことを不真面目に、あるいは不真面目なことを真面目に続けている。「私がやってるのは政治運動であって断じて芸術ごときではない」とあくまで主張するが、「芸術が力を持つためには芸術を自称してはならない」と発言していた過去もある。















【 パネリスト 】
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白川 昌生 | Yoshio Shirakawa
[美術家 / 美術評論家]
1970年代にフランスおよびドイツで哲学と美術を学び、1983年に帰国。以来、群馬を拠点に、地方性、周縁性、マイナー性をあえて徹底的に引き受けながら、支配的な現代美術の動向や言説、中央の論理とは別の、地域の歴史・文化・経済と直結する活動、例えば「場所・群馬」を実践。今日の多文化主義的な、社会的参与を重視する芸術動向を先取する。また現代美術史に関する研究・著作も多く、優勢な歴史観や規範に対する批判・再検討を絶えず展開している。一方、個別の作品は、日常的な素材を多く用いつつも、かたちと色の構成配置において軽やかかつ精確。彫刻の魅力や可能性を開き、問い続ける優れた実作者である。

【 モデレーター 】
アンドリュー・マークル | Andrew Maerkle
[ART iTインターナショナル版副編集長]
1981年生まれ。2003年ニューヨークコロンビア大学比較文学社会科を卒業。元Art Asia Pacific誌副編集長。現在はART iTインターナショナル版副編集長を務めるほか、海外のアートマガジン「Artforum」や「frieze」などにも寄稿している。日本を中心とした国内外の現代アートについての評論を主に書いている。

《敬称略・順不同》