2008年02月16日(土)~03月02日(日)

「Parallel School/パラレルスクール」

Nadegata Instant Party 

アーティストユニット「Nadegata Instant Party (中崎透+山城大督+野田智子)」による「フィクションドキュメンタリー映画」を中心とした展覧会「Parallel School/パラレルスクール」。本展は、実際には実施していない架空に設定された長期ワークショップ「ナデガタ・スクール」のドキュメント展として構成されます。
 

構成その1
「フィクションドキュメンタリー映画」の上映
本展で上映される映画は、実際には行なわれていない「学校」をモチーフとした“架空のワークショップ”「ナデガタ・スクール」のドキュメンタリーです。劇中で行なわれる架空のワークショップは、約10名の参加者と共に昨年12月から2月の3ヶ月間に渡り、全22回開催したと設定されています。しかし、このドキュメンタリーは実際には一週間で撮影され、それぞれの役柄やシチュエーションは、Nadegata Instant Partyによって事前に決められたフィクションなのです。そして、それらの設定は映画を撮るために仕込まれた、いわば「素材」となるのです。
しかし、映画撮影に参加した出演者は、架空という設定で行なっているはずの撮影現場を通して、いつの間にか新しいコミュニティを形成し、徐々に“役者”から“素の姿”となっていきます。
このような、“つくられたワークショップ”のドキュメントとリアルな “素の姿”が入り交じる「もうひとつの現実」である映画を上映します。

構成その2
この「映画」がフィクションであるという“種明かし”の展示 
この映画撮影のドキュメント映像、登場人物などの設定に関する展示を行ないます。また、この展覧会がどのように成り立っているのかも合せて展示します。

構成その3
「ナデガタ・スクール」関連オブジェの展示 
映画の内容や、架空のワークショップ「ナデガタ・スクール」で制作されたオブジェ/インスタレーションを展示します。
 

これらの構成によって、映画の中の3ヶ月という時間軸と、撮影の中の一週間という時間軸と、現実に流れている時間軸が交差し、行き交う多層な現場をアーカスという舞台を使ってつくり上げます。

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(c)Nadegata Instant Party

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Nadegata Instant Party
(中崎透+山城大督+野田智子)

本末転倒型パーティグループ。2006年12月中崎透+山城大督+野田智子により結成。
ある一つの目的を用意し、その目的を達成するために作戦を企て実行する。これまでのプロジェクトに 、天井からぶら下がったバナナをとるために、訪れた観客を巻き込みギャラリーの床を70cm高くする「インストールパーティー」(TOTAN GALLERY、2007、東京)や、広島市吉島地区の住宅街にカップル限定のデートコースを作成する「ブギウギインストール デート」(旧中工場アートプロジェクト、2007、広島)がある。

http://www.nadegatainstantparty.org/