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アーカスプロジェクト

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プログラム

アーティスト・イン・レジデンスプログラム
(AIRプログラム)

連携事業:エクスチェンジ・レジデンシー・プログラム/
AIR連携プログラム "AIR Bridge"

アーティスト・イン・レジデンスプログラムでは、2003年度から公募によって世界中からアーティストを招聘しています。アーティストに長期滞在用のスタジオと住居を提供することによって創作活動の為の移動を促し、同時に地域との交流の機会が生まれています。(1994年~2019年度までに、34カ国・地域から106名を招聘しています。)
アーカスプロジェクトのAIRプログラムは1994年にプレ事業として開始したビジュアルアーツ分野では日本で最も古いプログラムであり、一貫して、滞在中に成果を求めない「国際的なアーティストの将来性に貢献する支援」という立場を貫いています。このアーティスト支援の基本姿勢により国際的知名度とレジデンス事業運営団体としての信頼が高まりました。

また、1994年度以来、同地域を拠点に国際的なAIRプログラムの運営が実現できたのは、茨城県、守谷市といった自治体による事業運営の基盤が維持されている為です。国際的なレベルに叶うアーティストの支援、受け入れ地域に対するフィードバックという2つの事業成果を同時に求められたこれまでの成果が「地域に近く質の高い国際的なAIRプログラム」というアーカスプロジェクトの個性となっています。

レジデントアーティストがスタジオに籠り、あらかじめ計画された作品の制作だけに専念してしまうと滞在中の地域との交流にはつながりません。また、アーティストにとっては限られた一時滞在の期間であること、言葉が充分に通じず、勝手のわからない未知の土地では作品を制作する為の素材や材料の調達にあたっても単独で進めることは困難です。
アーカススタジオに常勤のコーディネーターが勤務し、きめの細かいサポート体制が整っていることは事業目的の達成の為には必然でした。充実感を伴う滞在という成果を導くコーディネーターはアーティストと地域、人々をつなぐ役目を担い、日本のアートシーンについて、日本文化・地域文化に対する滞在アーティストの理解を助けています。その結果、これまでに招聘した中から半数以上のアーティストが、日本に再来日、再招聘を果たすという実績を生んでいます。

年度別過去招聘アーティストはこちら

地域プログラム
アートと地域をつなぐ交流プログラム・人材育成プログラム・研修プログラム・アートエデュケーション構想プログラム


アーカスプロジェクトはAIRプログラムと地域の様々な世代を対象にしたレクチャーやワークショップ等のプログラムを同時に実施しています。地域におけるアート活動の意義を検証すると共に、ひとりひとりの創造的な可能性を開発するプロジェクトを通じて地域の潜在力を引き出すことが、地域活性化につながるとして試みを繰り返しています。
守谷市民のサークル活動拠点である生涯学習施設「もりや学びの里」にアーカススタジオがあり、アートと市民活動の交流が日常的に起こる環境となっています。同施設は、年間延べ人数で3.6万人以上の市民が利用しており、「学びの里フェスティバル/まなFES」ではAIRプログラムと多種多様な市民サークル活動の合同オープンデーの機会を設けたほか(2010年度)、市民による自主企画を実践するロッカールームオープンラジオショウケースアーカス‖シェア‖スタジオ等、様々なプログラムを実施してきました(10-17年度)
2012年度より、地域児童とのアート交流に力を注ぐため、市内小学校にアーティストを転校生として迎え交流をはかるアーティスト・イン・スクールいちねんせいのさくひんてん、中学生対象の芸術鑑賞バスツアーなど、アートエデュケーション構想プログラムも学校と地域の連携の架け橋となっています(-16年度)
そして研修プログラムとして1999年に開始し、現在まで定期開催されている人気ワークショップシリーズ、アーティスト日比野克彦によるHIBINO HOSPITAL(日比野美術研究室付属病院放送部)は20年/70回を経てもなお、子どもから大人まで人気のプログラムです。
2019年度より現代アートと社会の関係をわかりやすく読み解く入門レクチャー・シリーズ「アートカレッジ」を開始しました。美術の歴史や社会の成り立ちなど、アートが生まれてくる背景を知ることで、アートの意義や力をさまざまな視点から考えるプログラムです。
このように地域プログラムでは、芸術と教育の融合を図るアートエデュケーション事業の充実を図り、次代を担う子どもたちの豊かな想像力と柔軟な思考力を育むとともに、生涯教育を通じて市民社会を豊かにすることを目指し、アートを包括的に楽しむことのできる環境を整えます。

年度別実施プログラムはこちら

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写真(上から):オープンスタジオの様子、ガイドツアー、スタジオでの撮影の様子、アーカスサポーターとスリッパを制作、ワークショップ「木ノミライ」ヒビノホスピタル
写真(1,2,6,7):加藤甫