アーカスプロジェクト

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茨城(守谷)とアート

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守谷市とその周辺

鬼怒川つくばエクスプレス

アーカスプロジェクトの拠点、アーカススタジオがある守谷市は人口約6.8万の茨城県南部に位置する都市です。東京都心から約40km(つくばエクスプレスで約40分)で、茨城県で東京に最も近い街といわれています。2005年に開通した鉄道路線「つくばエクスプレス」は、東京・秋葉原と日本の科学技術研究の要所であるつくば学園都市を結ぶ非常にユニークな性格を持つ路線です。守谷駅は、都心から向かうと利根川を渡ってすぐのところに位置し、茨城県の玄関口となっています。

利根川、鬼怒川、小貝川という3つの川に囲まれた守谷市は、古くは城下町であり、その後しばらくは農村でした。つくばエクスプレス開通後は、東京への便の良さからベッドタウンとして急成長し、現在でも数多くのマンションが建設中です。同時に、周辺部には風情ある農村がいまだに残されており、新規移住者の居住地域とコントラストを生み出しています。また年間7億4000万本もの生産数を誇るアサヒビール茨城工場が存在するのも守谷市の大きな特徴です。希望者は、工場を見学することもできます。

茨城県南地域の施設

アーカスプロジェクトのある守谷市は茨城県の南部に位置しています。そしてこの地域では、多様で旺盛な文化芸術活動が展開されています。

写真提供:アートギャラリーT+

つくば市 Tsukuba City https://www.city.tsukuba.lg.jp/

つくば市には日本の科学技術研究の拠点である筑波大学があるほか、宇宙航空研究開発機構(JAXA)高エネルギー加速器研究機構(KEK)などさまざまな研究所がひしめき合っています。筑波大学の芸術専門学群では、美術史、芸術支援をはじめ、書や総合造形、各デザインを含め14領域があり、これまでに明和電機やクワクボリョウタ、落合陽一などユニークなアーティストを輩出しています。また学内には学生による自主運営アートスペース、筑波大学アートギャラリーT+[ティータス]があり、若い学生たちの作品を見ることができます。

取出市

写真提供:取手アートプロジェクト「はらっぱ2007」

取手市 Toride City https://www.city.toride.ibaraki.jp/

取手市には、インターディシプリナリーな表現を学ぶことのできる東京藝術大学先端芸術表現科のキャンパスがあります。日比野克彦、小沢剛、八谷和彦、荒木夏実など第一線で活躍するアーティストやキュレーターたちが教鞭をふるい、これからのアートシーンを担うアーティストの卵を育てています。また、取手アートプロジェクト(TAP)も取手市のアートを語る上で欠かせません。市民が主体となって2009年度まで行ってきた大規模なフェスティバル型アートプロジェクトは、地域振興に貢献する現代美術のあり方の成功例として国土交通省の地域づくり表彰審査会にて国土交通大臣賞を受賞するなど高い評価を得ています。

牛久市

写真提供:うしく現代美術展事務局

牛久市 Ushiku City http://www.city.ushiku.lg.jp/

牛久沼に接している牛久市では、地元の美術家たちが旺盛な活動を展開しています。毎年開催される「うしく現代美術展」は彼らの作品を見ることができる大規模な展覧会です。また牛久市には、高さ120mにもおよぶ世界一大きな仏像「牛久大仏」や日本初の本格的なワイン醸造場「牛久シャトー(神谷傳兵衛記念館)」など驚きと発見が溢れています。

坂東市 Bando City https://www.city.bando.lg.jp/

坂東市にはミュージアムパーク茨城県自然博物館があります。(アーカススタジオから車で約15分)

茨城県の美術館とアートシーン Museums and Art Scene in Ibaraki

茨城県天心記念五浦美術館

茨城県天心記念五浦美術館 http://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/

日本近代美術の創成期に中心的な役割を果たした岡倉天心(1863-1913)は、『東洋の理想』(1903)、『日本の目覚め』(1904)、『茶の本』(1906)の3冊を立て続けて刊行した後、茨城県は五浦海岸にその拠点を移しました。木村武山、菱田春草、横山大観、下村観山ら教え子を呼び寄せ、日本美術院をその地で再興することが目的でした。天心自ら「東洋のバルビゾン」と称したその地は近代日本画という一つのジャンルを確立していく拠点として大きな役割を果たしました。この美術館には、彼らが残した優れた日本画が収蔵されています。美術館の周辺には日本美術院研究所跡、茨城大学五浦美術文化研究所(旧天心邸・六角堂)、天心の墓なども残されています。

茨城県近代美術館

茨城県近代美術館 http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/

茨城県の県庁所在地である水戸に位置するこの美術館は、茨城県ゆかりの作家である横山大観・小川芋銭をはじめ、日本と西洋の近代美術を中心に数多くの作品を収蔵・展示しています。また敷地内には、東京都新宿区下落合にあった水戸出身の洋画家・中村彝のアトリエが復元されています。 中村彝(1887〜1924)は、明治末期から大正時代にかけて、レンブラントやルノアール、セザンヌなどに影響を受け、それらを吸収・反映した画風を展開し、日本の洋画界に大きな足跡を残しました。彼の代表作である「エロシェンコ像」(1920)は重要文化財として国立近代美術館に収蔵されています。茨城県近代美術館には彼の代表作である「裸体」(1916)、「雉子の静物」(1919)、「カルピスの包み紙のある静物」(1923)が収蔵されています。

水戸芸術館現代美術センター 水戸芸術館現代美術センター

写真提供:水戸芸術館現代美術センター

水戸芸術館 https://www.arttowermito.or.jp/

水戸芸術館は、1990年に開館。ギャラリー、コンサートホール、劇場からなる複合文化施設です。磯崎新による100mのシンボルタワーと建築が特徴的です。ギャラリーでは、開館以来クリスチャン・ボルタンスキーやクリスト&ジャンヌ=クロード、ジェニー・ホルツァー、ジェームズ・タレル、ダニエル・ビュレン、イリヤ・カバコフ、クロード・レヴェックなど、現代アートの領域で活躍しているアーティストの大規模な企画展を開催してきました。近年では、「内藤礼−明るい地上には あなたの姿が見える」、「霧の抵抗 中谷芙二子」(2018年)、「大竹伸朗 ビル景1978-2019」、「アートセンターをひらく」(2019年)、「道草展:未知とともに歩む」(2020年)など現代アートを軸にした多様な領域におよぶ意欲的な展覧会を行っています。また、「こども・こらぼ・らぼ」や「あーとバス」、視覚に障害がある人との鑑賞ツアー「セッション!」、2005年より継続している「明後日朝顔プロジェクト」など、幅広い世代に向けた教育プログラムが行われています。若手アーティストを取りあげる個展シリーズ「クリテリオム」も97回を超え、つねに注目を集める展覧会として知られています。逢坂恵理子、長谷川祐子、窪田研二、森司、黒澤伸、高橋瑞木などの優れたキュレーターがかつて在籍し、現在も竹久侑を中心に日本を代表する先鋭的なキュレーターが活躍しています。

また、美術館周辺にはアーティスト五嶋英門が運営する「水戸のキワマリ荘」も小規模ながらも独自の活動を展開するアートスペースが存在します。「遊戯室」を運営するアーティストの中崎透ほか、写真家の松本美枝子らによって、キワマリ荘は共有イベントスペースとしてさまざまに活用され、水戸のアートシーンを盛り上げています。